“AIDA”によって引き起こされた数々の脅威、
そして幾度となくハセヲを導き、そして立ちはだかってきた
オーヴァンとの闘いを乗り越え、
ハセヲはついにXthフォームへと進化。「The World」では比類するもののない存在へと至る。
ネットワーク崩壊の危機“ネットワーク・クライシス”が迫る中、
ハセヲはこれまで紡いできた仲間達の絆を胸に、最後の闘いへと向かうのだった―――。
竜賢宮の宮皇である太白との戦いの最中、太白の武器に憑いていた“AIDA”に襲われてしまったハセヲ。
このまま汚染されしてしまうかに思われたが、アトリの呼びかけにより、自力で“AIDA”を振り払うことが出来た。
“AIDA”に打ち勝ったハセヲの前に、太白との戦闘を見ていた榊が現れる。
太白との激しい戦闘、さらに“AIDA”によるダメージが重なり膝をつくハセヲだが……
「私たちは、いつだって繋がっています!!」
仲間達の声に背中を押されハセヲは再び立ち上がり、榊との闘いに身を投じる。
復讐にとらわれ孤独な戦いをしていた、かつてのハセヲの姿はもういなかった。
たびたびハセヲたちの前に現れては、怪しい影を落としていくオーヴァン。
彼の目的は“未帰還者”となってしまった、妹であるアイナを救うというものだった。
アイナを目覚めさせる、その一心で様々な暗躍をしていたのだ。
どのような方法でオーヴァンはアイナを救おうとしているのか。
なぜあの出会いの時、オーヴァンはハセヲに手を差し伸べたのか。
そして“The World”に広がっていく“AIDA”の目的とは――――。